おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「契約結婚」出来るぐらいなら、とっくに結婚してるんじゃないの?

 今、若い人のいう「契約結婚」っていうのは、ハリウッドスターのように、婚前契約をきちんとして結婚するということではなくて、「恋愛結婚」に対しての「契約結婚」なんでしょ?

 つまり、恋愛感情はないけど、条件が折り合ったら「法律上の結婚」をして、定期的に契約の更新をしましょう、という理解でOK?もし、違ってたら、続きを読むのは時間の無駄になっちゃうね。でも読んでね(笑)

 

 若い人の夢を壊すようで申し訳ないけど、それは昔から「お見合い結婚」っていう名称で行われてきた結婚の形態だと思うのよね。

 そもそも、結婚って「契約」だからさ。主に、「財産と子供に関する権利」と「相続」に関しての。例えば浮気が許されないのは、それらがおびやかされるからだよね(感情的な問題も勿論あるけど)。そして、おおかたの夫婦は、結婚生活の中で一回や二回は「離婚」を考える時があると思うの。それって、心の中で契約の更新を検討してるわけでしょ?

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 お墓の問題とかもあるのよね。結婚する前に「話し合って取り決める」とか、出来ます?

 

 

 で、問題は結婚する前に、契約条項を明確にするってことよね。明け透けに言えば、それぞれの「スペック」を明確にするってことで、お見合いの「釣書」にあたるものだとおもうんだけど。そうなれば、当然、高スペック同士、低スペック同士でしか契約は成立しないと危惧されるんですよね。タイトルの意味はそういうことなんです。契約が成立する高スペック(収入・学歴・容姿・家事能力・性癖etc)な方なら、恋愛結婚市場で引く手あまた、「契約結婚」を考える必要はないでしょう。残念ながら高スペックではない方は・・・以下自粛。

 今、お見合い結婚はすごく減ってるでしょ。それは、お見合いをお世話する人が居なくなっているからだと思うんです。お見合い相手を紹介するということは、「あなたのスペックはこれぐらい」と言ってるに等しくて、それは現代では失礼なことにあたるでしょう?出来ないわよ~、お見合いのお世話なんて。今の若い人には自力で頑張ってもらうしかないと思う今日この頃。

 とにかく、「契約結婚」とか、なんとなく希望の持てるワードにひっかかってると、余計にチャンスを逃すのよ。「結婚したい」っていう気持ちがあるなら、目の前のチャンスに飛びつくこと。その人こそがあなたにふさわしい人なのよ。

 

 今日の記事はいつもとは全然違う、楽しくない内容になってしまったけれど、書かずにはいられなかったの。これがおばちゃんのお節介ってやつかしらね。

 「身の程をわきまえる」って、ふる~い言葉に聞こえると思うけれど、実は何事につけ、「幸福の切符」を手に入れる秘訣なのかもしれないのよね(しみじみ)。

 と言いつつ、こんなブログなんかやってる時点で、私もまだまだ、ジタバタしてるんですけれどもね。

 

津軽弁では「友達」を「けやぐ」と言います。「結婚」という「契約」をした相手とは、長い時間を経て、「けやぐ」になるのかもしれませんね。