旅行。
見た瞬間に「珍しい!」と思う物に出会ったり、
その時は「へえ」ぐらいだったのに、後からジンワリ趣深く感じるものがあったり。
旅には様々な感動がありますね。
おまけに、こうしてブログなぞ始めてみると、それらを文章にするという楽しみも加わりまして。
一粒で何度も美味しい思いが出来るわけです。
2年前の夏と秋。それぞれの旅で出会った「ヒゲ」を紹介したいと思います。
諸橋近代美術館はサルバドール・ダリのコレクションが有名で、喫茶室のグラスにはダリのトレードマークの「ヒゲ」が。
とても暑い日で、渇いた喉にレモンの風味が爽やかで、窓越しの睡蓮のピンクも可愛らしく、今も心に浮かぶ一コマです。
いわゆる「空気感まで覚えている」ってヤツですね。
次の「ヒゲ」は、同年12月 東京都青梅市御岳にて撮影
『元祖手打ち蕎麦 玉川屋』さんに飾られていたダルマ。
「ヒゲ」と「眉」があまりにも立派(不気味とも言う)で、撮影しました。
このお店のお蕎麦の美味しさ!
味は忘れてしまったんだけど、とにかく「美味しかった」という記憶が染みついています。このダルマ達と共に。
一緒に食べた息子達も絶賛で、息子その1の賛辞は、
「最悪、つゆなしでも食える」というものでした。わかる!
後日、このダルマ達が気になって気になって、ネットで調べたところ、地元のダルマ職人さんがこのお店のために、毎年作って下さっていて、「長寿」の意味のあるダルマさんなんですって。
それにしても、インターネットというもののなんと便利なこと。
上に書いたダルマのトピックなんて、ネット無しでは「手も足も出ない」。
旅行って、いつも予想以上・期待以上の収穫があるものです。(ガッカリも?)
ということで、旅はたびたび行きたいものですな。