ミラノで鳩を見たとき、
息子達が「イタリアの鳩、太ってる」というわけです。
私は「寒いから膨らんでるんでしょ」とトリあわなかった。
ところが、ヴェネツィアで見る鳩も、確かに太ってる。
ローマで確信しました。この国の鳥は警戒心が緩い。
ローマで撮影した、ただの鳥です。
なぜ撮影しようと思ったかというと、逃げないから。
日本の小鳥、特に雀とは大違い。
(雀ってチョー可愛いのに、あっという間に逃げるから、可愛らしさを堪能できない残念な鳥です。)
警戒心の緩い鳥は人間から餌を貰いやすく、結果、太っているのでしょう。
「鳥と話すことが出来た」という伝説がありますが、
聖フランチェスコに限らず、イタリア人全般が鳥と仲良しなのかもしれません。
なかなか逃げない小鳥を見ながら、そんな風に「想像の翼」を広げてみたわけです。
旅の感慨をトリ逃がさないように・・・。