おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

不本意なカラヴァッジオ

息子その2は映画が大好きで、特にイケメン俳優が大・大・大好き。

オーランド・ブルームミランダ・カーの結婚(後に離婚)に際して発した台詞は

「いいなあ、ミランダ・カー」でした。

そっち?そっちなの?

 

そんな息子がミケランジェロダビデ像を推すのは当然なのですが、

あんまり気に入っているので、(正直、私はそれほどでも)

つい「どこがそんなにいいの?」と聞いてしまいました。

 

息子「来たんだって!見た瞬間、来た」

いいねぇ、この返事。

そう、来るよね。「来る」んだよね。

 

イタリーに行ったりー(言うの2回目、言わずにはいられない)したとき、

意外にも「来た」のが「ボッティチェリ」。

そして、本当に意外で不思議なのがカラヴァッジオ全然来ないこと。

 

画集で見る「カラヴァッジオ」の凄さは圧倒的で、本物はさぞかしと期待。

日本でも上野で何点か見、

イタリアでは美術館や教会で傑作の数々を見ました。ところがですね、

日本でもイタリアでも、来ないんですよ。

 

f:id:takakotakakosun:20180601193812j:plain
f:id:takakotakakosun:20180601193946j:plain
f:id:takakotakakosun:20180601194058j:plain

 

f:id:takakotakakosun:20180601194405j:plain
f:id:takakotakakosun:20180601194649j:plain


ぜ~んぶ、カラヴァッジオ

凄いでしょ、傑作揃いでしょ。でも、「来ない」んだよねえ・・・

「絵」にも相性というものがあって、どんなにイケメンな絵でも、合わないものは合わない、ということなのでしょうか。

 

今までのところ、「カラヴァッジオ」は、

私にとって当たり無し、「カラバッカリ」状態なのです。