息子その2は映画が大好きで、特にイケメン俳優が大・大・大好き。
オーランド・ブルームとミランダ・カーの結婚(後に離婚)に際して発した台詞は
「いいなあ、ミランダ・カー」でした。
そっち?そっちなの?
そんな息子がミケランジェロのダビデ像を推すのは当然なのですが、
あんまり気に入っているので、(正直、私はそれほどでも)
つい「どこがそんなにいいの?」と聞いてしまいました。
息子「来たんだって!見た瞬間、来た」
いいねぇ、この返事。
そう、来るよね。「来る」んだよね。
イタリーに行ったりー(言うの2回目、言わずにはいられない)したとき、
意外にも「来た」のが「ボッティチェリ」。
そして、本当に意外で不思議なのが「カラヴァッジオ」が全然来ないこと。
画集で見る「カラヴァッジオ」の凄さは圧倒的で、本物はさぞかしと期待。
日本でも上野で何点か見、
イタリアでは美術館や教会で傑作の数々を見ました。ところがですね、
日本でもイタリアでも、来ないんですよ。
ぜ~んぶ、カラヴァッジオ!
凄いでしょ、傑作揃いでしょ。でも、「来ない」んだよねえ・・・
「絵」にも相性というものがあって、どんなにイケメンな絵でも、合わないものは合わない、ということなのでしょうか。
今までのところ、「カラヴァッジオ」は、
私にとって当たり無し、「カラバッカリ」状態なのです。