おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

津軽弁・下北弁

外来種「アメリカシロヒトリ」発生しました、ワ~ン(泣)

「アメリカシロヒトリ」とは、戦後、アメリカから日本にやってきた「蛾」の名前です。その幼虫つまり毛虫が、近所の植木に大発生。我が家には庭がないので、「被害」というほどの被害はないのですが、壁や玄関ドアに何匹もくっついていて、「ギャッ」っとな…

津軽弁とマーガレット・サッチャー

最近、長文の記事が続いたので、今日はあっさり行こうかな。 私のお国言葉は「下北弁」なので、「津軽弁」に驚かされることがしばしばあります。 「姉(あね)おなご」という単語を聞いたときは、ちょっと時が止まるぐらいの衝撃がありましたね。津軽でもか…

津軽弁・下北弁には、自発の助動詞「さる」がある

「若いときはあんなに寝れたのに。今は長い時間、寝らさらないんだよね。」 標準語しか知らない人は「ら抜き」だとか「後半、意味わかんない」とか言うんでしょうね。 「ら抜き」についてはこちらの記事にかきましたので、割愛。 chokoreitodaisuki.hatenabl…

豊かなる方言オノマトペの世界

過日、離れて暮らす息子その2に久しぶりに会ったんですね。駅で待ち合わせたんですけど、階段を降りてくる息子の服装に唖然としました。 よさよさず格好して来たんだもの。 失礼、つい津軽弁が出てしまいました。やっぱり感情がたかぶったときは出てしまいま…

方言話者が論ずる「ら抜き言葉」

結論から言いますと、「はあ?」って感じです。 「食べれる」は「食べられる」から「ら」が抜けた誤用ではありません。 (わ、ビックリ!「食べれる」と打ったら《ら抜き表現》って出た!ダイナブックよ、お前もか) 津軽でも下北でも、「食べれる」と「食べ…

ねえねえ、「熟れる」って読める?私、読めるんだよ。

「熟れる」。さあ、なんと読むでしょうか。 数年前、中学生だった息子その1が、学校から帰るなりお怒り。 「国語のテストの漢字の読みでさ、お母さんやおばあちゃんがいつも『じゅくれる』っていうから、そう書いたらバツだったし。正解は『うれる』だったし…

日本一短い、津軽弁の会話

日本一短い会話。津軽弁の場合。 「け」 「く」 意味はですね、 「け」(食えよ) 「く」(食うよ) となります。( )内の標準語訳でおわかり頂けますように、この会話は男同士、男言葉のものです。 同じ会話を津軽美人同士(女言葉)でした場合は、 「食べ…

ちょっと、母の思い出など

私の生まれ故郷は、青森県の下北半島にあります。 下北半島はその形から「まさかり半島」とも言われます。 「ま~さかり、か~ついだ金太郎~」の、あの「まさかり」です。 (ちなみに、母方の祖父の名前は金太郎と言います。ホントです) 青森県の方言と言…

ローマでオベリスク

世界に現存する古代オベリスクは30本。 その内7本がエジプトに、13本がロ-マに、残り10本が世界各地にあるのだそう。 (ローマの13本の内、7本がエジプト製) エジプト以外にある古代エジプト製オベリスクは、 はるばる海を越え、遠く遠く運ばれていっ…

「食べるほうの津軽弁」と下北弁

津軽の弁当、略して「津軽弁」なのだそう。 JR弘前駅にて ちょっと前のNHK「美の壺」で、駅弁の回がありまして。 その中で弘前市の仕出し屋さんが 「・・・小昼(こびる)、軽い食事ですね・・・」 と仰る場面があって。 「あっ!」ってなりました。 私…

畚(もっこ)の話 その2

5月16日に投稿した 畚(もっこ)の件。 皆さん、「もっこ」をご存じないようで。 ウィキペディアより抜粋 「藁蓆(わらむしろ)など平面の四隅に吊り綱を2本付けた運搬用具。北海道の漁村では、鰊の運搬に用いる木製の背負い箱を「もっこ」と呼んだ。 津軽地…

津軽弁アクセントの思い出

面白いよね、津軽弁のアクセント もう随分昔のことなんだけど。 私「津軽の人って、雨とか猫とか、 アメ⤴、 ネゴ⤴って、 後ろアクセントが多いよね。」 友人K「アメ⤴、ネゴ⤴。 わっ、ホントだ。 イヌ⤴。わっホントだ。」 私「いや、イヌ⤴はどこでも、 イヌ⤴…