おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「長幼の序」の呪縛

同い年のことを俗に「タメ」と言いますね。「タメ口をきく」といった使い方をされたりします。 「タメ」は元々、博打の場で使われていた言葉で、サイコロ二つで同じ目が出ることを言うのだそうです。(へー!って、ためになったでしょ?) 私たちは幼い頃か…

『龍角散』V字回復!だそうで

chokoreitodaisuki.hatenablog.com 上の記事で書きましたが、昔、我が家では、私も息子達も『龍角散』には大変お世話になりました。 今朝、何気なくつけたテレビ番組によりますと、業績の落ち込んでいた『龍角散』株式会社が、ここ2,3年でV字回復したの…

毎年よ彼岸の入りに寒いのは

タイトルは正岡子規の句です。この句には子規による前書きがあります。 「母の詞自ずから句となりて」 毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規 何気ない母の言葉が自然に五七五になっていて、面白いと思ってそのまま俳句にしたという由。 「彼岸だというのに、…

創作童話『続・北風と太陽』

今は夜の八時です。外は強い風が吹き荒れています。こんな夜にぴったりな、私の創作童話をお届けします。『北風と太陽』の続編です。 吹雪の中を一台の車が走っていた。 前回の太陽との力比べに破れた北風は、今度こそとの思いを胸に、再びの戦いを挑んだ。 …

赤ずきんちゃんとアンネ・フランク

ヨーロッパを舞台にした童話には、しばしば「森」が登場します。 白雪姫は森で七人のこびとと暮らし、ヘンゼルとグレーテルは森に捨てられ、赤ずきんは森で暮らすおばあさんを訪ねる、といった風に。 私たち日本人にとっては、森イコール山です。森に行くの…

私の中の「アマラとカマラ」

今日の記事はタイトルが全てといった感じですね。魅力的なタイトルじゃないですか? このタイトルで何を書きたかったかと言いますと、人には一生を通じて、幼い頃の記憶が染みついているものだという事です。今更という感じもしますが、こうしてブログを始め…

蜂蜜と石けん

日本で一番最初に新婚旅行に行ったのは、坂本龍馬夫妻だそうですね。 新婚旅行は蜜月旅行とも言いますが、これは英語の「ハネムーン」を直訳しています。ハネとはハニー、つまり蜂蜜で、ムーンが月です。単純に「新婚は蜜のように甘~い月日だから」なのだろ…

方言と標準語との混乱

私たち青森県人のように、日常的に方言を話していると、ある言葉が「方言」なのか「標準語」なのか、分からなくなることがあります。 例えば、大分前に書いたことがあるのですが、息子その1の場合、漢字のテストで「熟れる」に「じゅくれる」とフリガナをふ…

「キラキラ」ではなく、「ギラギラネーム」のこと

「キラキラネーム」を本人の意志で改名したというニュースがありました。それで思い出したのが、30年以上も前の改名のニュースです。 「田中角栄」君と名付けられた小学生の男の子が、「ロッキード」などとからかわれ、精神的苦痛が大きいために中学入学前…

「窒素」の蘊蓄

今日は「窒素」についての蘊蓄を披露したいと思います。 「窒素」の「窒」の字を使った熟語と言えば?と聞かれれば、ほとんどの方が「窒息」と答えるのではないでしょうか。なぜ、「窒素」の「窒」は「窒息」の「窒」なのでしょうか。 窒素はドイツ語で Stic…

蘊蓄とウンチク返し

私は言葉遊びが大好きですが、「蘊蓄」も大好き。聞くのも好きだし、得意げに語るのも勿論、大・大・大好き。 昨日のことです。知人に、ある蘊蓄を語ったところ、お礼にとウンチクのお返しを頂きました。凄~く面白かったので、皆さんにも是非紹介させて下さ…

トレビの泉の、凄腕スリの話

昨日に続いて、ローマのスリのお話です。 あいにくの雨の中、私たちを乗せたツアーバスは、有名な『トレビの泉』を目指して走っておりました。車中では、添乗員さんから、次のようなお話がありました。 これからご案内するのは、コイン投げで有名な『トレビ…

息子のカメラはいいカメラ

先日、お客さんがありまして、旅行の写真がみたいということだったので、喜んでお見せしました。 こちらの写真は以前訪れた、イタリア・『ミラノ大聖堂』の内部です。撮影者は息子その2です。 私のカメラは以前書いたように絶滅危惧種のコンデジなので、祭…

津軽弁だから伝わること 2

息子達が6歳と3歳ぐらいだった頃の出来事で、私の鉄板ネタがあります。これもやはり、津軽弁だからこその味わいがあるのだと思います。 この話を紹介する前に、予備知識として、「ける」という津軽弁について解説します。 「ける」とは、「あげる」「やる」…

津軽弁だから伝わること

随分昔に聞いた、津軽弁の「冗談」を紹介します。 在の方のラーメン屋さ行ったのさ。「お待ち遠様でした」って、ラーメン持って来たっきゃ、そのかっちゃの親指、ダシさ浸かってるんだって。 「かっちゃや、かっちゃ。親指、ダシさ入ってまってら」たっきゃ…

「整形手術」雑感

最近、何かと「整形手術」の話題を聞くような気がします。私も「整形手術」にまつわる思い出があるので、書きたいと思います。 今から10年ほど前、職場の10歳ほど年下の男性と、宝くじで3億当たったら、何に使うかという話題になりました。 私が、「まず、ち…

笑顔の写真を撮るためには

車を運転しながらラジオを聞いていました。断片的に聞いていたのでおおよその内容ですが、写真館のご主人が、被写体を笑顔にするコツを尋ねられての答えです。 「その時の流行を取り入れるといいんですよ。コアラのマーチっていうお菓子が凄く流行ったとき、…

「youは何しに日本へ?」「ワタシ、日本語、少しです」

Netflix(ネットフリックス)で、「ル・ポールのドラァグ・レース」という番組を視ています。 chokoreitodaisuki.hatenablog.com この番組に出場するドラァグ・クイーン(女装した男性)達の自信に満ちあふれた発言が凄いの。 「私は完璧よ。悪いけど他の人…

パックンとドナルド・キーン

昨夜はテレビで、木曜夜のお楽しみ『プレバト』を視ました。この番組で俳句の勉強をしております。 今回は、アメリカ人のパックン氏が見事、才能アリ2位を獲得しました。 ハイパーインフレ ボリバル札の紙雛 ※俳句は五七五の間を空けないのが正しい表記なの…