おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

最近の変で面白かったこと

 最近、ちょっと変で面白い、私の心の琴線に触れるいくつかの事に出会いました。

 

① 先日、友人と秋田県の太平湖と言うところで遊覧船に乗ったのですが、帰りの船内での事です。船内には観光案内のアナウンスが流れたのですが、話し手はかなり年配、お爺さんと言っても妥当な感じの話しぶりでした。

 「皆様、本日はお天気にも恵まれ、紅葉まみれの一日をお過ごし頂けたかと思います」

 私と友人は思わず顔を見合わせました。

 「まみれって!」こんな時に使う?ちなみに、広辞苑の用例は「血まみれ」「泥まみれ」となっております。

 ちょっと警告を発したい気分になりました。渓谷のあとだけに・・・。

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② ネットで勝手に表示された『心理テスト』の案内。そのキャッチコピーに、「面白いほど当たると評判」とあったのです。うん?なんかひっかかる。それって、「恐いほど当たる」って言いたいんじゃ?

 とりあえずやってみたところ、これが当たるんですよ。面白いの。ついつい何種類もやってしまいました。でも、当たるとは言っても「恐いほど」という程ではないのです。どの程度かと言いますと、面白いなーぐらい。あれっ、「面白いほど当たる」でいいのかな?

 

③ 今日の昼のテレビで、肩こり対策をやってたんです。『ヒルナンデス』だったと思います。枕は低い方がいいという情報に対して、高い枕を好む人もいますよね?という疑問の声が出ました。専門家の先生の答えが凄く面白かったの。

 「ストレートネックのひどい方で、スマホをみる形で肩が固まってしまって、仰向けに寝た状態で後頭部が布団に着かない方がいらっしゃるんですよ。そういう方は高い枕が必要なんですね。」

 この後がさらに凄いんです。

 「私の患者さんで、あまりにも前傾姿勢で固まってしまって、このままで死んだら棺桶から顔がでちゃうから、なんとか直して下さいと言う方がいらっしゃいました」

 これ、笑っていいですよね。

 

④ そして、これはお知らせなのですが、今晩9時30分からEテレで放送される『すてきにハンドメイド』。ニットがテーマなのですが、講師がなんと、元お笑いコンビ『えんにち』のアイパー滝沢氏なのです。『えんにち』解散後、ピン芸人として活動する傍ら、編み物のプロになっていたのです。しかも、今日紹介する作品が、チョー可愛いの。楽しみすぎる。スタジオに滝沢氏が登場した瞬間、ニッと笑ってしまいそうです。皆さんも是非ご視聴下さい。では。

紅葉狩り 2 (健気なもの達)

 昨日の続きです。紅葉狩りで、健気なもの達をたくさん見つけまして、写真に収めて参りました。私の「健気センサー」に触れたもの達をご覧下さい。

 

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 遊覧船の乗り場まで、坂道を10分ほど下ります。下り始めてほどなくこの鐘が吊されています。

 「今から行くよ~、私が行くまで待っててね~」と合図の鐘を鳴らすわけです。あの鐘を鳴らす私、健気でしたよ(笑)そして、ロープの結び目の左側にご注目 

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 家族のように寄り添うキノコ達。健気じゃないですか。

 

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 滝の水しぶきで形成された泡の塊です。激しい水の流れに翻弄されながら、岩の窪んだところでクルクル、クルクル、回り続けていました。健気。

 

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 これは「やらせ」なんかではなく、本当に二枚がこのように並んで落ちていたんですよ。肩寄せ合うように、健気に。

 

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 季節はずれのリンドウの花。山に詳しい同行の友人曰く、

「今頃の季節に山で時々見かけるんだけど、こういうリンドウは、咲かずに莟のままで枯れて行くみたいだよ」健気です・・・。

 

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 昨日も紹介したカッコイイ橋ですが、裏側に回り込んでみますと!

 水位が上昇したときに流されてきたと思われる流木が、ガッチリと食い込んでいました。食い込む流木、ぐっと受け止めてこらえる鉄とコンクリート。いずれも健気!

 

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 苔です。苔の知識皆無の私でも、手前、左奥、右奥と、三種の苔がそれぞれのニッチ(生態的地位)を確保しようと、せめぎ合う様子が見て取れます。健気な戦いです。

 以上、私が山で発見した「健気なもの達」です。

 いかがでしょうか。共感して頂けましたでしょうか。独りよがりで「顔に紅葉を散らす」ような結果でなければいいのですが。では。

紅葉狩り 1

 昨日のうちに今日が大変いいお天気だと言う事が判明していたので、急遽、友人2名(両名とも無職)と紅葉狩りに行って来ました。秋田県の太平湖および小又峡というところです。太平湖は森吉ダムによって出来た人造湖で、そこを遊覧船で渡って小又峡に至るのです。「秋田県最後の秘境」という謳い文句通りの素晴らしい眺めでした。

 それにしても、なぜ「紅葉狩り」というのでしょうね。普通、〇〇狩りと言った場合、何か食べられる獲物をゲットするものだと思うのですが、紅葉は食べられません。考えてみれば不思議です・・・。

 

 乗船場の少し手前。湖が見えてくると期待で胸が高鳴りますね。

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 遊覧船からのダムサイト。

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 太平湖。紅葉真っ盛りです。

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↓ 小又峡桟橋に到着。

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 渓流に沿って遊歩道が整備されています。橋はここ一カ所。「秘境」にぴったりなデザインの橋ですね。

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↓ 延々と続く絶景。誰かが意図的に造ったの?と思うほどの渓流・滝・紅葉の連続。

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 奇跡の一枚。躍動する水の表情が捉えられたと満足しています。

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↓ そして、上とは対照的に「静」の表情の水。この水に映る紅葉を、同行の友人は「吸い込まれそうだ」と評していました。

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 小又峡には様々な表情の滝が点在していて、滝のそばを通る度に「マイナスイオンマイナスイオン。若返る~」などとふざけた私達ですが、なぜ人は滝に惹かれるのか?滝の魅力はなんなのだろうと考えてしまいました。水というものの「清浄さ」とか、落下する躍動感とか、人を惹きつける要素はいろいろあるとは思うのですが、「迫力」というものも大きいような気がしました。そして、「迫力」を出すために欠かせないのは「音」だと思うんです。視覚と聴覚が一体となってこそ、迫力の滝世界に包まれるのではないでしょうか。

 

 陽を受けて赤や黄色にきらめく木々の葉。しぶきを上げて流れ落ちる滝。

 「紅葉狩り」をお腹いっぱい楽しみました。美味しいものをたくさん頂いたような気分の、まるで将軍にでもなったような贅沢な秋の一日となったのでした。瀑布(ばくふ)だけに・・・。続く。

北国は短い秋

今週のお題「秋の空気」

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 この写真は岩木山の麓で撮影しました。加工無しです。

 青森県には紅葉の名所が何カ所もあるのですが、岩木山は今が見頃です。日本中に紅葉の名所は数多あるとは思いますが、北国の紅葉は寒暖差のために一層鮮やかだと聞いた事があります。ただ、その寒さのために、紅葉の期間は短く、見事に色づいたかと思うと、あっという間に散ってしまうのです・・・。

 岩木山麓には、山桜・はぜ・漆など、真っ赤に紅葉する樹木もたくさんあるのですが、今日は黄葉に目が行きました。写真の並木道も、緑・茶・黄の色合いが光を受けて、美しい秋の一コマとなっていました。

 なぜ今日の私が「こうよう」の王道である「紅葉」ではなく、「黄葉」に目を奪われたかと言いますと、先日東京でみた印象派の絵のようだったからなのです。黄色の葉が風に揺れて光を反射し、白い幹がしっとりと空気をまとう、そんなモネの絵そのままの風景がありました。

 東京でみたのは『コートルド美術館展』だったのですが、私はこの展覧会がテレビで紹介されるまで、ずっと『コートルド美術館』だと思い込んでいました。若い頃に覚えてしまった記憶を書き換えるのは大変で、しっかり意識しないと『コートルド』と出てこないのです。でも、これは私の間違いと言うより、確かに昔の画集などでは、『コートルド美術館』と表記されていたのですよ。理由はきっと、その方が日本人にとって発音しやすかったからではないでしょうか。

 『カルセル麻紀』さんを『カルセル麻紀』と呼び間違えていた人が多かったように。

 

 閑話休題

 以前にも拙ブログで触れたことのある俳人、三橋鷹女の紅葉の句を紹介したいと思います。

 

  この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉  三橋鷹女

 

 夕日を受けて真っ赤に輝く紅葉を見ているうちに、そんな気分になったんでしょうね。確かに、ただでさえ真っ赤な紅葉が夕日に輝けば、この世ならざる美しさと言っても過言ではないでしょう。自然の不思議、神秘を体感すれば、生身の女が鬼となることだって、ありそうな気がしてきます。

 

 秋の日はつるべ落とし。短い秋日を今日、明日と重ねるうちに、北国にはあっという間に冬がやってきます。「秋の空気」を思いっきり吸い込んで、来たるべき冬に備えたいと思います。

 ところで、俳句では「山粧ふ(やまよそおう)」「山粧う(やまよそう)」が秋の季語です。紅葉した山の姿を擬人化したものです。

 秋と言えば食欲の秋。せっかくダイエットに励んでいるのですから、お米の美味しさに負けてご飯を「山(と)よそう」ことのないよう、気を付けたいと思います。では。

東京都美術館『コートールド美術館展』

 美術館で絵(本物)をみる楽しさってなんなんだろう?と度々思うのですが、これだ!という答えはなかなか思いつかないでいます。もちろん、人それぞれ色んな楽しみ方があろうとは思いますが、自分で自分の楽しさの正体と言いますか、なぜ自分が絵を見に行くのか、分からないのです。

 ただ、毎回美術館で絵を見た後は、満足感でいっぱいになります。特に今回のような有名画家の名品が目白押しの展覧会は、かなり長い間、余韻に浸ることになるのです・・・。

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 コートールド美術館は、イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂なのだそうです。名だたる名品を所蔵していますが、通常それらが貸し出される事は滅多にないのです。が、このたび美術館の改修工事のため、奇跡のラインナップで日本にやって来たのです。

 マネ、モネ、セザンヌルノワールゴッホピサロシスレー、ゴーガン、モディリアーニロートレック・・・

 美術史に燦然とその名を輝かせる画家達の、それも代表作とも言えるような名品が次々と目に飛び込んできます。私の感動の軌跡は次の様なものでした。

 まず、画家の名前に目がくらみます。ゴッホ?モネ?いきなり?マジで?

 しかも、傑作ぞろい!(画集か何かで)みたことあるもの!

 セザンヌ!凄い、何枚もある。セザンヌは高いよ~

 わっ、マネだ!水面が揺れてる~。モネは光があふれ出てる~。

 ゴーガン、大好き。タヒチ時代の作品は始めて本物みた!これは、高い!

 ドガバレリーナ、かわいい、かわいいよ~

 ボナール、やっぱり良くわかんない

 ちょ、ロートレック、ロ-トレックの肉筆みられるとは思わなかった。ロートレックって、ちょっと想像できないレベルで高いんだよね。

 モディリアーニもある。目を閉じてるのが残念だけど、色が綺麗。顎が要潤

 そして。

 ポスターに使用されているマネの『フォリー=ベルジェールのバー』の前に立ったとき、「本物をみるって、こういうことだ」と思いました。圧倒的な力で目を持って行かれるの。そして、持って行かれた画面のどこをみても「凄い」としか言い様がないの。女性の顔や衣装は勿論、鏡に映った人々や、手前の瓶や果物や大理石のカウンターや、一つ一つに魔法がかかっているかのよう。私は特に、女性の左手の隣の二本のバラがあまりにも美しくて、どうしたらこんな風に描けるのか、本当に魔法だと思いました。今までも、絵を見て感動を覚えた事はありますが、このマネの作品ほど立ち去りがたく思った絵はありませんでした。マネ最晩年の傑作とパンフレットにある作品です。

 

 コートールド美術館展は12月15日までです。昨日の記事にも書きましたが、もう一度書きます。

 行って!みんな、行って!これは絶対に行くべき!絵画を見に行ったかいがあったと思うはずです。では

節約では無く、一種の冒険としての0泊3日

 「そうだ!東京へ行こう、行けばいいんだ!」と思いまして、行って参りました。往復、夜行バスを使っての0泊3日弾丸ツアーで。

 一昨日の夜の11時40分に弘前を発ちまして、昨日の朝9時に上野着。午前中は『東京ステーションギャラリー』、午後は『東京都美術館』。美術館を二つハシゴして、夜の8時30分に上野を発ち、今朝5時過ぎに弘前に帰ってきました。

 利用したバスは弘南バスの「パンダ号」という夜行バスで、これがですね、二人がけのカチカチの椅子で、多少はリクライニングするものの、ほとんど座った状態で寝るか、平日は空いているので、二人分を独り占めして各自の工夫を凝らした姿勢で寝るかというバスなのです。取り柄は安いところですね。往きは4,500円、帰りは5,000円でした。もう少し料金の高い、3列リクライニングシート・カーテン付きという夜行バスもあるのですが、私はそちらの方がかえって腰が痛くなるのです。私は好きでパンダ号を選んだのです。

 

 そもそも、なぜ「東京へ行こう」と思ったかといいますと、東京でしか手に入らない「こけし」がどうしても欲しかったんです。今月20までの限定品の。そして、友達には物好きだと呆れられましたが、「0泊3日弾丸ツアー」というものもやってみたかったのです。だって、私の人生ではいつだって今日が一番若い日で、体力・気力はあって腰痛はないし、それに、仕事をやめて無職の現在、疲れ切って帰って来たとしても、好きなだけゆっくり休めるのです。素晴らしい無職の特権!(でも、無職はお金が多少不自由ですが・・・)

 ということで、0拍3日・私の東京旅行記にお付き合い下さい。

 

 まず、買ってきた「こけし」の可愛らしさをご堪能下さい。ホントに可愛いの。可愛いでしょ?可愛いはず。可愛いに違いない。

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 東京駅構内にある「東京ステーションギャラリー」では、20日までの会期で『岸田劉生展』が開催されています。あの『麗子像』で有名な岸田劉生です。劉生が娘・麗子を描いた肖像画は何点もあるのですが、一番有名なのはあの毛糸のショールを肩にかけてうっすらと微笑みを浮かべた麗子ですね。上のこけしはその麗子像をもとにして制作されたものです。

 しばらく前、テレビの番組でこの「こけし」が紹介されました。見た瞬間、私の中を衝撃が走りました。

 「私だ!これは私だ。正確には30年前の私だ!」

 ちなみに、私が今までに似ていると言われた有名人は、山口小夜子玉置浩二ドキンちゃん等です。

 その時、私が視ていた番組は録画だったので、一時停止にして写真に撮り、家族・友人にみせたところ、「似てる、似てる」の大合唱状態でした。

 もう、買うしか無いでしょ。ただ、ステーションギャラリーは、ショップのみの利用は出来ず、購入するためには展覧会に入場しなければならないのです。これは人に頼むより自分で行くべき、そう思いました。

 そうやって手に入れた念願の「こけし」です。可愛くないわけがない。そうでしょ?可愛いでしょ?可愛いと言って!

 『岸田劉生展』は見応えがありました。会期の終わりが近いため結構、混んでもいました。ただ、一人の画家だけの作品展をみるのは初めてで、絵については全くの素人でただ自分の好き嫌いだけでみているからのなのか、ちょっと飽きては来ました。特に後半は疲れても来る上に、岸田劉生の絵も手抜き感が出て来て・・・。みる人がみれば、あれはあれで何らかの境地がうかがえるものなんですかね。

 ただ、素人目にみても、色々な技法を次々と自分のものにしていく劉生の「天才」は感じました。

 

 さて、今回の東京行きにあたり、もう一つ予定した「東京都美術館」で開催中なのは『コートールド美術館展』です。これも弾丸ツアーを決心させた、もう一つの理由です。こちらについては次回、詳しく書きたいと思うのですが、一言だけ、

 「みんな~、行って~。絶対行って。行くべき!」

 ということで、続きは次回。お付き合い下さいね。では。

↓ 今日のダジャレはこちらをどうぞ

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ココナッツオイルが固まれば、秋

 昨日は寒かった。被災地の皆さん、健康管理をしっかりなさって下さい。

 

 私は朝はト-ストを1枚食べるのですが、塗るのは毎朝ココナッツオイルです。ココナッツオイルは融点が比較的高く、20℃以下では固体ですが、20~25℃ではクリーム状、25℃以上で液体となるのだそうです。私のココナッツオイルは常温保存なのですが、確かに夏の暑い間は液状なので、スプーンに一杯分をパンに塗っています。

 秋の訪れと共に、ある朝、ココナッツオイルは白く変身しています。最初はクリーム状なのですが、最低気温が下がるにつれて硬さを増していき、最近の弘前ではカチカチ状態となっています。

 その固くなったココナッツオイルをバターナイフでパンに塗りながら、

 「すっかり秋だなあ」などと思うわけです。

 

 油のことをちょっとむずかしく油脂と言いますが、漢字が表すとおり、常温で液体のものを脂肪油、固体のものを脂肪と呼ぶそうです。では、常温とは一体何度の事でしょうか。ネットで調べましたところ、いろいろな基準があって一概には言えないのですが、例えば日本工業規格では、5℃~35℃を常温としているそうです。

 その基準にココナッツオイルを当てはめますと、なんとココナッツオイルは常温で固体から液体まで、その形状が定まらない、つまり、脂肪油なのか脂肪なのか、ハッキリしない存在と言う事になってしまうのです。

 これは困った。何が困るかというと、そもそも私がココナッツオイルを食べ始めたのは、「常温で液状の油の方が体にいい」と聞いたから。ほら、バターは固体でしょ。今は固体のココナッツオイルを塗りつつも、夏の液状こそがココナッツオイルの真の姿と自分に言い聞かせていたのに。でもいいんです。美味しいから。これからも食べ続けます。

 

 ところで、油と言えば、このお腹の辺りや背中の方にもいっぱいについた、脂肪。確かに常温で固体です。脂肪油ではなく、脂肪で間違いありません。そう考えると、私の中の「常温で固体の油は体に悪い」という出所不明の説は、俄然説得力を帯びますね。わー、ダイエット、がんばろう!これが私のダイエットのしぼう理由です!では。