おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ドカベン最終回!えっ、続いてたの?

そう思ったでしょ?「ドカベン」が最終回だってことより、続いてたことに驚き。

6月28日発売の週刊少年チャンピオン31号をもって連載終了となったそうです。

昭和は遠くなっていきますねえ。

 

懐かしいものをお目にかけましょう。懐かしすぎて、50才以上限定かな?

 

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名刺大のカードで、裏は時間割が書き込めるようになっています。40年以上前のものですね。なぜか、ずっと持ってるんです。(断捨離・・・遠い目)

 

子供の頃、マンガが大好きで、少女漫画はもちろん、男兄弟がいたので、少年漫画もいっぱい読みました。ドカベンは「柔道」をしていたのを覚えています。(柔道から野球に転向したのよね)可愛い里中君。岩鬼と言えば葉っぱ。子供の頃の記憶はいくらでも出てくるのよ。昨日の晩ご飯も思い出せないのに。年をとるって不思議ね。

 

ところで、右下。誰だかわかります?「どおくまん」先生のキャラクターだというのはすぐわかりました。(漫画家に読者が「先生」ってつけるようになったのは、いつからなんでしょうね。昭和の子供は呼び捨てでしたよね。平成生まれのウチの子供達は「鳥山明先生」とか普通に敬称付きで呼びますね)

「嗚呼、花の応援団」ではないことはわかりました。調べたところ、「暴力大将」という作品の主人公でした。

 実は、ホントにホントなんですけど、この頃ずっと、「嗚呼、花の応援団」のことが頭を離れなかったんですよ。ドカベンの話題からこのカードのことを思い出して机から引っ張り出したとき、すぐにこのキャラクターが目に入って、運命を感じましたね(なんの運命かはわかりませんが)

 

「役者やの~」、花の応援団の有名なセリフ。もうおわかりでしょう。ネイマールです。私はサッカーは全然わからないので、ニュースやネットのコメント等でしか知らないのですが。

 ネイマールが随分派手にやらかしたようで。話題になるたび、「役者やの~」のセリフが関西弁風イントネーションで頭に浮かぶんです。ネイマールがコロガールになってる姿とともに・・・。

 

 今回もいろいろなことがあった、ワールドカップ。優勝はどこになるのでしょうね。えっ、ドカベンから話がずれたって?

 いえいえ、チャンピオンの話に始まり、チャンピオンの話で終わったんですよ。では。

 

 

眼科に行ってきたの

 

加齢黄斑変性」って聞いたことあります?

簡単に言うと、年をとったせいで、ものがゆがんで見えるようになる目の病気の症状です。ちょっとあやしいので、年に一度検査を受けています。今年も受けて来ました。結果はセーフ、良かったです。(ねっ、私はゆがんだものの見方なんかしてないってことが証明されたんですよ、皆さん)

 検査のために、瞳孔を広げる目薬をさすんですが、2,3時間は金魚の目みたいになります。目に入る光量の調節がききません。

 こんな感じ

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 何かにつけて、「人体」ってスゴイ、生き物の体って良く出来てる!って心打たれるんですけど、ホントに神秘。誰が設計したの?精緻すぎるでしょ。

 ちょっと瞳孔の調節がきかないだけで、まぶしいったらありゃしない。病院から歩いて帰る間、ずうっと、伏し目。お天道様に顔向けできない。普段は絶妙に光量の調節がなされているのよね~、自動的に。すごいね、人体。

 金魚の目のまま、上のようなことを考え考え歩いていたら、もう一つ気づいたの。「金魚の」って、限定しなくても、「魚の目」でいいのでは?いや、やっぱりダメって。例えば、カレイの目は雰囲気じゃないでしょ?「加齢」の話とはいえ。

 

 「瞳孔」についてどうこう書きましたけど、「歯」と「目」は確実に加齢の影響をうけますね。どうぞ皆さんお気をつけて、大事になさって下さい。

 華麗な老後なんて望むべくもありませんが、せめて、少しずつ少しずつ、かれ(い)て行きたいものですよね。「はめ」をはずすことなく・・・。

 

 

たか丸くん、なぐ

 

知人から、可愛らしい「たか丸くん」のステッカーを貰いました。

貰った「たか丸くん」は、なぎなたを構えています。

トレンディーだね、うん、トレンディーたか丸。(雑~、最後の「る」しか合ってないし、しかも古!)

 

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「たか丸くん」は弘前市ゆるキャラです。結構かわいいんですよ。

頭に「お城」をかぶっています。弘前城天守ですね。弘前城の別名は鷹岡城。それで「たか丸くん」なんです。

 

 知ってます?3年前、その天守閣が動いたんですよ。

 

 《森が動いた》はシェイクスピアマクベス

 《山が動いた》は土井たか子(昔の社会党のおたかさん、懐かしいねえ)、

 そして、《城が動いた》のは弘前市です。

 

天守閣を支える石垣の修理が必要になり、そのために天守閣を動かしたんです。

曳屋(ひきや)という方法で

 

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 右の写真、いいでしょ。お気に入りの1枚です。「曳屋」って、珍しい工法ではないらしいのですが、さすがに築200年の天守閣となると、話は別。業者の方は大変なご苦労があったようです。

 

でも、やっぱりプロ。見事にやり遂げました。やっぱり「しろーと」とは違うねえ。

 石垣の修理は10年かかるとか。修理が無事に終わって、天守閣が元の位置に戻る日が待ち遠しい。その日が楽しみで、胸の鼓動が「たかまる」わね。ねっ。

 

 

豊かなる方言オノマトペの世界

 

 過日、離れて暮らす息子その2に久しぶりに会ったんですね。駅で待ち合わせたんですけど、階段を降りてくる息子の服装に唖然としました。

よさよさず格好して来たんだもの。

 失礼、つい津軽弁が出てしまいました。やっぱり感情がたかぶったときは出てしまいますね。標準語に訳すと、「貧乏くさい、みすぼらしい」格好という意味です。

 

 ブログを書くに当たり、生粋の津軽人の友人Kに確認しました。(私のマザータングは下北弁なので)

 

私「《よさよさ》って、標準語だとどうなる?」

K「標準語ねぇ・・・。《すんぷたれてる》?」

私「おい!津軽弁津軽弁で訳してどうする!」

K「ああ、ごめん、ごめん(笑)。穴開いた服を着てる感じ?」

私「そうそう、みすぼらしい、の意味合いが強いよね」

K「そうそう」

                           こんな感じ?      f:id:takakotakakosun:20180707200106j:plain ゴメンナサイ・・・

 

 私の《よさよさ》の解釈は合っていたようです。さて、次に皆さんにご紹介したいのは、《よさよさ》に相当する下北弁です。驚愕する準備をして下さいね。

 

《すくたらすくたら》と表現します。以下例文。

「東京で息子ど、いぎ会ったっきゃ、すくたらすくらって来て。じぇんこ、なんもねんだごった」

訳「東京で息子と会ったら、みすぼらしい格好で来て。お金が全然ないんだと思う」

 

 ね、方言って豊かでしょ。

 ではついでに、《すくたらすくたら》の反対オノマトペはというと・・・、あれっ?ない?思い浮かばない・・・。そんな・・・。

私が知らないだけで、存在はしてて欲しい。

 

 だって、「金持ちそうな」を表す言葉が無いってことは、「お金がありそうな」人がいないってことじゃないですか。いや、確かに貧しい土地柄ですよ、下北は。でも、悲しいじゃないですか、「お金がありそうな」人が一人もいないなんて!全然豊かな話じゃなくなってきました!

 ねえ、神様、仏様、なんとか下北を救ったら。(ちと苦しい)

善光寺「お戒壇巡り」

善光寺に行ってきました。

「お戒壇巡り」を体験しました。後悔が二つ

①お戒壇に降りる前に説明をちゃんと読まなかったこと

②所要時間を計らなかったこと

 

そもそも、善光寺の「お戒壇巡り」とは、

《内々陣脇の七段の階段を降り、床下の真っ暗な回廊を巡る。右手を腰の高さに保ち、壁伝いに歩くと、回廊の中程で『極楽の錠前』に触れる。これによって、御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来て頂けるという約束を頂く道場》なのだそう。

 

真っ暗な回廊って、文字通り真っ暗なんですよ。「ああ、今まで自分は真の闇というものを知らなかったのだ」と思い知らされるほどに真っ暗。壁伝いに歩きながら、「暗い、暗い、真っ暗。光がないって、こんなに暗いの?目の見えない人っていつもこんな世界?」とにかく、暗いということへの驚きばかり。

 

仏教用語で「無明」(真理に暗いこと。一切の煩悩の根源)というのがありますが、「お戒壇巡り」は象徴的でしたね、私にとって。

 真の闇を知らず、説明を読まずにお戒壇に降りて行ったため「極楽の錠前」という目的を知らず、ただただ、暗さにばかり気をとられ・・・

戒壇巡りを終えて、

 私「後ろの人が、錠前がどうの言ってたけど、何?」

 息子その2「階段降りるところに書いてあったじゃん」

 私「へっ?」

いつもの私は、説明文とか、めっちゃ読む人なんですよ。何故、今回に限って読まなかった!真っ暗で、説明を読んでいなければ絶対に気づけないのに、よりによって。ホントに象徴的な感じがしますね。

 

私の好きな「あの世ジョーク」に

「死ぬのって、初めてなんだよね。迷わず逝けるかな?」

「大丈夫、《お迎え》が来るから」

というものがあるのですが、私には《お迎え》が来てくれるでしょうか。心配です。(お戒壇巡りをして、ますます無明の闇が深まるとは・・・)

 

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「牛に引かれて」の善光寺だからでしょうね。森永乳業さんから贈られた「光子」さんが居ました。写真には写っていないのですが、「光子」さんの隣にはお母さんの「善子」さんも。

 

後悔の二つ目の所要時間について。

 真っ暗な中を歩いていると、時間感覚もなくなるんですよ。実際にどのぐらいかかっていたのか。思ったより長い時間だったのかそれとも短かったのか。次に行くことがあれば是非、計ってみたいものです。

 行くならば、次もやっぱり夏がいいですね。なんといっても「かいだん」は夏に付きものなのですから。

善光寺で鳥にとり憑かれたカモ?

  

特にが好きって訳でもないのですが、妙に目につくんですよね。

 

ミラノの鳩(6月6日記事)だったり、家の裏にキジが来たり(6月21日記事)、職場の窓の鍵がコトリ(6月22日記事)だったり、・・・。

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 下の写真は、先日、長野の「善光寺」を訪れた際のものです。奥の「山門」に「額」がかかっています。「善光寺」と書かれた「額」です。

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この「額」こそ、有名な、知る人ぞ知る、善光寺「鳩字(はとじ)の額」です。今から約200年前に書かれたものだそうです。

分かりやすくしますと、このようになっております。 

 

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なぜ、鳩字(はとじ)の額かといいますと、「善光寺」の三文字の中に、五羽の「鳩」が隠れているからだそうです。

「善」の1画目と2画目、「光」の2画目と3画目、そして「寺」の最後の点。

見えましたか?(ちなみに、善の字は牛の顔に見える、と言われているそう)

 

この説明文を見たときは、はっとしましたねえ。善光寺へは下調べもろくにせず、なんのピジョンもなく行ったんですけど、いろいろ面白かったです。

 

  このような、文字の中に何かの絵を隠す、クイズのようなパズルのような「遊び」を判じ物と言いますね。テレビもネットもゲームもない時代の人々にとっては、大きな娯楽の一つだったことでしょう。

 善光寺にお参りをして、有名な「鳩字の額」に五羽の鳩を探し出す。大の大人が夢中になって指さし、興奮し、見つけて大喜びする様が目に見えるようじゃありませんか。

 

 昔の人のこういった楽しみを目にすると、判じ物」にしろ、私の好きな「ダジャレ」などの言葉遊びにしろ、人間にとって「遊び」は欠かせないものなのだなあと改めて思いますねえ。ほらほら、よく言われるあの「車のハンドル」のたとえですよ。「遊び」は大事ってね。

(今日の記事も、最後、なんとなくまとまりがつきました。結果オーライということで。ハンドルだけにね)では。 

 

 

七夕、晴れるとイイネ

今、弘前市は雨が降っています。

明後日は七夕ですが、お天気はどうなるのでしょう?

一年に一度の逢瀬を楽しみにしている織り姫と彦星。なんとか晴れて、二人の想いが叶いますように

あれ?なんか今日の私、変。こんなメルヘンキャラじゃないはず。

ごめん、ごめん。お詫びにブラックネタで。

 

 若者言葉で「エクストリーム〇〇」って知ってます?

 元になっているのはエクストリームスポーツ(命に関わるような過激なスポーツ)という言葉で、そこから派生して「エクストリームアイロンがけ」とか、「エクストリーム土下座」など、いろいろ生まれています。

 ブラックなものでは、「エクストリーム自殺」というのがあります。どう考えても自殺とは思えない不自然な死に方なのに自殺とされたときなど、ネット上でそう呼ばれたりします。(不謹慎ですね)

 で、織り姫のことを考えていたら、元祖「エクストリーム事故死」とも言うべき事例に思い当たったので、不謹慎だとは思うのですが、書きますね(そのためのブログなのですから)

 

古事記に次のような展開があります。

須佐之男命(すさのおのみこと)は、馬の死体を、機織り小屋の屋根から落とし入れたのです。突然落ちてきた馬の死体に機織女(はたおりめ)は梭(ひ:機織り機の横糸を通す道具)で、陰上(ほと:女性器)を突き刺して、死んでしまいました。

 

エクストリームだと思いませんか?この物語は一体何を言いたいんでしょうね。そもそも、神話というものがエクストリームなとこ、ありますよね。

物語は続きます。

これには、さすがに天照大御神(あまてらすおおみかみ)も恐ろしくなり、天の岩屋戸(あめのいわやど:高天が原にある洞窟の入り口を塞ぐ岩)を開け、洞窟の中に引きこもりました。 

 

「エクストリーム引きこもり」の起源です。

この後は有名な天鈿女命(あめのうずめのみこと)の「エクストリームダンス」(最初のストリップとも言われますね)へと、物語は展開していくわけです。

 

雨の夜。「古事記」に思いを巡らせてみた結果、エクストリーム満載。

古事記」は「記紀」の一つですもの、危機迫る展開なわけです。

 

↓ 明後日は、こんな夕焼け空になるといいですね。では。 

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